映像配信による企業研修革命③～導入編～

実際の導入事例を例に挙げると、
美容院のスタッフ向け施術セミナーや販売促進マニュアル、
ハウスメーカー・工務店の施工者向け設備取付マニュアル、
医療従事者向けの医薬品取扱マニュアル、などがあります。

実地の技術講習会では、講師によるパフォーマンスと
セミナー後の質疑応答が主だった内容です。
動画配信することで何が改革されたのでしょうか。
参加者の移動費、会場費が一切かからないのは当然ですが、
核心は「予習」と「復習」にあります。

動画教材を事前に配信することで、「予習」が可能となり、
オンラインセミナー当日に分からなかったことは、
事後に「復習」することができるのです。
繰り返し学べる点が従来の実地型セミナーと異なる点です。

教材も紙ベースのマニュアルが電子化され、
パッド型端末対応のペーパーレスマニュアルに移行してきました。
コスト削減にはなりましたが、「写真×テキスト」では、
必ずしも教育効果を高めているとは限りません。

「映像×テキスト」の強みは、視聴効果の高さです。
収録映像には動作以外に音声も含まれ、任意に動作を止めることも可能です。
写真ではイメージのつきにくかったものが、
瞬時にイメージをしやすい教材へと変化します。
ウェブカメラで遠距離の営業所へも双方向で配信が可能ですし、
視聴ログの管理画面から、視聴者と視聴時間を詳細に把握することができます。

eラーニングシステムは、「学習効果・視聴効果・教育管理」のいずれにも、
効能の高さを示しています。
次回は、ワンスタでの映像コンテンツ一括収録についてご案内します。