東京スタジオ クロマキー撮影

先日は東京のスタジオにて、クロマキー撮影を行ってきました。
背景の設定は美術館。もちろんフルCGで作成しました。
女性の司会者が額縁の並んだ美術館を巡回し、
それぞれ紹介していくストーリーです。

今回は趣向を変えて、額縁の中は絵画ではなく、
資料のモーショングラフィックス映像をはめこみ、
絵画鑑賞のようにプレゼンテーションを視聴してもらう、
とそういった意図がありました。

当日は背景と人物の距離感、額縁の大きさを合わせる必要があったため、
トライキャスターをスタジオに持ち込み、
リアルタイム合成された映像をクライアントモニターに送出し、
違和感のない状態を確認していただきながら撮影を進めました。

使用機材はCANON C300 MarkⅡ。
4K収録も可能な一眼タイプの映像用カメラを使用しています。
背景とのバランスや、CGライティングとのマッチングなど、
カメラマン他、照明、スタイリスト、ヘアメイクと連動しながら、
世界観を作り上げていきます。